野菜の育て方・栽培方法

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オクラの育て方 (アオイ科)

中間地・温暖地の露地栽培適期表(品種による違いあり。参考程度としてください。)
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●播種、■収穫
5月ごろが種まき時期です。
発芽適温25~30℃ 生育適温20~30℃ 好適土壌pH6.0~6.5
  • 株間30cm。
  • 苗の時期にネキリムシの被害を受けやすいです。
  • 苗から初期段階にかけて、アブラムシの被害を受けると成長に悪影響を与えます。酷いときには、枯れてしまいます。
  • 果実はすぐに大きくなるので、こまめに収穫する必要があります。
種の表皮が硬いので、一晩、水に浸けてから種まきをすると発芽し易くなります。
直播で、水を十分与える機会がない場合(雨頼み)には、水に浸けると良いです。
ポットで育苗する場合には、水を十分与えるので、水に浸けなくても大丈夫です。

オクラは根が下にまっすぐ伸びる直根性なので、直播がよいとされています。
でも、苗が小さいときにはネキリムシ被害にあうことが多いので、育苗するのも手です。
ネキリムシについてはこちらの頁参照
成長するとかなり大きな葉になります(30cmぐらい)。
枝の付け根に蕾(つぼみ)がつきます。上向きにつきます。
萎んだ花はキャップのように実に被さっています。「スポッ」と取れます。
オクラは10cmぐらいの未熟果を収穫します。大きくなり過ぎると硬くて美味しくありません。
オクラの実の成長は速く、1日過ぎるとかなり大きくなります。
放っておくと20cm以上の大きさになります。

また、オクラの実の表面には細かい毛が生えていて、肌の弱い人は素手でオクラを収穫しているとかぶれます。
数多く収穫していると指の皮がただれることがあります。
実の長さが20cmになり、実の表面が割れてくると中の種は熟しています。
白色の種が、熟すと黒色になります。
オクラの病気・害虫・生理障害

左写真はネキリムシと呼ばれるカブラヤガ・タマナヤガの幼虫です。
双葉から本葉2、3枚の苗の茎が細いときに被害を受けやすいです。
地際の茎をバッサリ切られてしまうため、株全体が駄目になります。
苗のときに、アブラムシの被害を受けやすいです。葉の裏側、新芽につきます。
被害を受けると、葉は丸まり、株は枯れてしまいます。
上写真はハマキムシと呼ばれるワタノメイガの幼虫です。
葉の先端を丸めて中に幼虫が住んでいます。数が多くなければ、それほど被害は出ません。
ネキリムシ
害虫
苗のときに被害を受けやすい。地際の茎が切断されます。
アブラムシ
害虫
苗のときに被害を受けやすい。放っておくと株が枯れます。
ワタノメイガ幼虫
害虫
葉の先端部が筒状に丸められます。
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