野菜の育て方・栽培方法

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スイカの仕立て(整枝)

スイカは、良い果実をつくるために、不要な芽や実を取る整枝(仕立て)を行います。
果実の数が多いと栄養が分散し、果実が小さくなったり甘さが弱くなるので、果実の数を絞り込みます。

一般的には、子づるを4本残し、そのうちの子づる2本に1個の果実をつけるような仕立てを行います。

(1)親づるの本葉が5~6枚でつるの先端を摘みます(摘芯)。
(2)元気の良い子づるを4本を伸ばし、他の子づるは摘み取ります(摘葉)。
(3)子づるの2番雌花を受粉します。1番雌花は摘み取ります。
(4)受粉花までの節から出る孫づるは摘み取ります。
(5)受粉花以降の節から出る孫づるは摘芯をしないで伸ばします。
(6)子づるは摘芯をしないで伸ばします。
(7)受粉させた果実のうち、良いものを2果だけ残します。

『親づる』とは、種から出た最初の芽が伸びたものです。
『子づる』とは、親づるから出てきた芽です。親づるの本葉の茎元から出てきます。
『孫づる』とは、子づるから出てきた芽です。子づるの本葉の茎元から出てきます。
『摘芯』とは、成長している先端(新芽)の部分を摘み取り成長を止めることです。
『摘葉』とは、脇から出てくる芽を摘み取ることです。

摘み取りは、手で行えます。
芽の先端は、親指と人差し指の爪で切るように手で取ります。
脇芽は茎元を折るようにするとパキッと取れます。


親づるの本葉5~6枚で芽を摘み取ります。(摘芯)
子づるを4本伸ばします。他の子づるは摘み取ります。(摘葉)


子づるの6~7節に1番雌花、1番花から5~10節に2番雌花がつきます。
1番雌花は摘み取り、2番雌花を受粉します。
受粉花より前の節から出る孫づるは摘み取ります。
受粉花より後の節から出る孫づるは放任して伸ばします。
子づるは放任して伸ばします。
各子づるに1個ずつを受粉させ、長卵形のものを2果だけ残します。
小さいとき長卵形のものが、大きくなったとき丸くなります。

【簡略図】
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