野菜の育て方・栽培方法

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種子の購入、苗の購入

野菜の栽培を始める場合、
①種から育てる(種子の購入)、
②苗から育てる(苗の購入)
のどちらかを選択することになります。

ホウレンソウやコマツナなどの葉物野菜、大根やカブなどの根菜類野菜は、直接畑に種を播くので、種子を購入します。
トマトやナスなどの果菜類野菜、キャベツやブロッコリーなどの葉茎類野菜は、種か苗のどちらかを選びます。

苗から育てる場合には、種から苗まで育てる時間と手間が省けます。
また、苗まで育たないリスクを回避できます。
そのかわり、購入する場合、種より苗の方が値段が高くなります。
例えば、トマトの種は1粒20円~30円ぐらいですが、苗だと100円~200円ぐらいになります。
メロンやスイカの種の値段はもっと高いです。1粒50円ぐらいします。
葉物の種は安く、1粒0.2円とか、1円を切る値段になります。
また、種から苗を育てた過程が分からないリスクがあります。
どんな農薬をどのくらい使ったかは、詳しくは分かりません。
農薬の使用履歴をあまり気にしない方には問題はありませんが。

種から育てる場合には、手間と時間がかかりますが、育つ過程が分かる利点もあります。
また、数本育てる場合には、苗を購入しても大した金額にはなりませんが、数十本ともなると結構な値段になります。
そのような場合には、種を購入する選択もあります。

苗半作という言葉があります。
苗作りが栽培の半分の割合を占めるほど重要で、その後の成長や収穫量に大きな影響を与えるということです。
自分で良い苗を作る自身がないなら、苗を購入するのもいいと思います。
ただし、売っている苗が全て良い苗とは限らないので注意が必要です。
どんな過程で育てられたか分からないリスクです。

苗を購入する場合には、外観で判断するしかないのですが、次のようなものは避けた方がよいです。
①下葉が黄色くなっている。葉の色が薄い。栄養不足になっています。株がかなり大きい場合には、鉢の容量では足りないほど大きくなり過ぎた老化苗の可能性があります。
②葉と葉の間の茎(節間)が長く、細い。水のやり過ぎや日光不足で徒長苗になっている可能性があります。

苗を購入する利点に、接木苗を手に入れられるということもあります。
ナスやスイカなどの接木苗は、土壌の病気を防ぐ効果があります。
連作障害が心配な場合には、接木苗を使うのもひとつの方法です。


では「何処で購入するか」ですが、いくつかあります。
①園芸店
②ホームセンター
③野菜直売所
④インターネットによる通信販売

今は、インターネットが普及しているので、近くに店がなくても購入できます。
ただ、インターネットの通信販売では、多少割高になります。
インターネットの場合、種苗会社から直接購入できるので、変わった野菜品種なども手に入れられるメリットもあります。
店で購入する場合には、苗の有無は時期によるので注意が必要です。
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