野菜の育て方・栽培方法

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育苗

畑に植え付ける苗を育てることを育苗といいます。
種子を畑に直接播かずに、育てた苗を植えるには利点があります。

①苗を植えるので、種を畑に播いて発芽しなかった場合の株抜けがなく、効率的に畑が使えます。
②育苗することで管理がしやすく、発芽の確立があがる。
③育苗することで管理がしやすく、良い苗をつくれる。
④ある程度の大きさの苗にしてから畑に植えるので、苗時の害虫(ネキリムシ、アブラムシなど)の被害を避けられる。
⑤育苗することで良い環境で育てられるので、株の成長を速められる。

トマトやスイカなどの果菜類野菜では、種の値段が高く種を無駄にしたくないので、確実に育てられる育苗はかかせません。
果菜類野菜は、自分で育苗できない場合は、苗を購入した方が良いです。

育苗するときのポイントを紹介します。
①育苗には、病気や害虫の心配のない育苗用培土を使います。
②種が発芽するには、ある程度の温度確保が必要な野菜が多いです。
③根が発芽するまでは、水切れにならないように注意します。
④発芽してからは、水のやり過ぎに注意します。水をやり過ぎると細い徒長苗になったり、根張りが悪くなります。
⑤株と株の間隔が狭い密植になると徒長苗になるので注意します。
⑥必要以上に長い期間の育苗になると老化苗になってしまいます。
⑦株の大きさに合った鉢を用意します。小さすぎると老化苗になります。
⑧温度管理に注意します。
⑨病気、害虫が発生しないように注意します。
⑩夏場は、苗が強い日差しに耐えられないので、日除けなどが必要です。

特に、水のやり過ぎに注意します。
水をやり過ぎると弱い苗になってしまいます。
ちょっと萎れるぐらいまで待ってから、水をやるのが良いです。
ただし、夏場は水切れしやすいので注意が必要です。へたをすると枯れます。

また、害虫ではナメクジに注意します。
ナメクジは、夜間に活動し、葉を食害します。
小さい苗は、葉を全て食べられてしまうこともあります。
育苗場所の周りに草むらがあったり、じめじめしたところがあるとナメクジの被害を受ける可能性が高まります。 雨が降ったときは、特に注意が必要です。
葉が食害されていて、害虫の姿が見当らない場合には、ナメクジを疑ってみてください。
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