野菜の育て方・栽培方法

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ネットメロンの仕立て(整枝)

ネットメロンは、良い果実をつくるために、不要な芽や実を取る整枝(仕立て)を行います。
果実の数が多いと栄養が分散し、果実が小さくなったり甘さが弱くなるので、果実の数を絞り込みます。

一般的には、子づるを2本残し、子づる1本に2個の果実をつけるような仕立てを行います。
果実は、孫づるに実らせます。

(1)親づるの本葉が5枚ぐらいで、つるの先端を摘みます(摘芯)。
(2)元気の良い子づるを2本を伸ばし、他の子づるは摘み取ります(摘葉)。
(3)子づるの本葉11~15枚から出てくる孫づるに果実をつけるようにします。
(4)子づるの本葉10枚までの孫づるは摘み取ります(摘葉)。
(5)果実は、孫づるの本葉1枚目あたりにつくので、孫づるは本葉2~3枚で芽を摘み取ります(摘芯)。
(6)子づる1本に果実が2個つくようにします。
(6)子づるは、本葉25枚ぐらいで芽を摘み取ります(摘芯)。
(7)子づるの先端3本ぐらいの孫づるは摘芯しないで伸ばし放題にします。
(8)果実をつけた以降の孫づるは2枚で芽を摘み取ります(摘芯)。先端から3本は摘芯しない。

『親づる』とは、種から出た最初の芽が伸びたものです。
『子づる』とは、親づるから出てきた芽です。親づるの本葉の茎元から出てきます。
『孫づる』とは、子づるから出てきた芽です。子づるの本葉の茎元から出てきます。
『摘芯』とは、成長している先端(新芽)の部分を摘み取り成長を止めることです。
『摘葉』とは、脇から出てくる芽を摘み取ることです。

摘み取りは、手で行えます。
芽の先端は、親指と人差し指の爪で切るように手で取ります。
脇芽は茎元を折るようにするとパキッと取れます。


親づるの本葉が5枚ぐらいで芽を摘み取ります。
子づるを2本伸ばします。他の子づるは摘み取ります。


子づるの本葉11~15枚に出てくる孫づるに果実を実らせます。
子づるの本葉10枚までに出てくる孫づるは摘み取ります。
孫づるは、本葉2~3枚で芽を摘み取ります。
子づるは、本葉25枚ぐらいで芽を摘み取ります。

【簡略図】

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