ミツバチとハチミツ（蜜蜂と蜂蜜）

22日の台風直撃も無事にやり過ごし、ミツバチ達は通常の活動に戻っています。 台風のときは、全てのミツバチが巣門の奥に引っ込んでいました。


スズメバチ捕獲器にオオスズメバチが今年はじめて捕獲されました。
今までは、キイロスズメバチが多く、ほかにコガタスズメバチとヒメスズメバチが捕獲されていました。 今日は、オオスズメバチのほかにキイロスズメバチとヒメスズメバチも捕獲されています。
いよいよスズメバチの襲来が活発になってきたようです。

ここでスズメバチの生態をちょっとお話します。 スズメバチは女王蜂のみ越冬し、春から夏にかけての巣作り、食料の調達も女王蜂単独で行います。 7月ごろに働き蜂が羽化し始め、9月10月に群れの蜂数がピークになります。 そのため、スズメバチの襲来も8月ごろから始まり、9月10月が多くなります。
また、キイロスズメバチやヒメスズメバチは単独でのみ狩りを行いますが、オオスズメバチだけは集団でも狩りを行います。 ミツバチの巣を発見すると仲間を呼んで集団で襲撃してきます。仲間を呼びに行かせないために捕獲が重要になります。