ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

Ads by Google

ハチミツとは

ハチミツは、ミツバチが集めた単なる花の蜜ではありません。花の蜜が変化したものです。
ミツバチは花から蜜を集めて巣に戻ると、貯蔵を担当するミツバチに口移しで花の蜜を渡します。
この過程でミツバチの唾液が混じります。この唾液の中の酵素の働きで、花の蜜が変化します。

花の蜜は、ショ糖が主な構成成分です。ちなみに砂糖の主な成分もショ糖です。
ミツバチの唾液の中の酵素の働きで、ショ糖がブドウ糖と果糖に分解します。

さらに、ミツバチは貯蔵された蜜に羽ばたきで風を送り、水分を蒸発させます。
ミツバチは、蜜の糖濃度をあげて保存性を良くしています。水分量を2割以下になるまで蒸発させます。

ショ糖がブドウ糖と果糖に分解し、水分量が2割以下になったものが天然ハチミツです。


ハチミツには、糖類以外にビタミン、ミネラル、有機酸、必須アミノ酸などの重要な栄養素が多数含まれています。

ブドウ糖と果糖は単糖類と呼ばれる最小単位の糖類です。
人が糖類を摂取したとき、最終的にブドウ糖と果糖に消化されます。
ハチミツは、糖が消化された状態なので吸収が早く、エネルギー補給に効果的と言われています。
Ads by Google