野菜の育て方・栽培方法

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とうもろこしの育て方 (イネ科)

中間地・温暖地の露地栽培適期表(品種による違いあり。参考程度としてください。)
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●播種、■収穫
4月~8月が種まき時期です。
発芽適温25~30℃ 生育適温20~30℃ 好適土壌pH5.0~8.0
  • 受粉するためには、まとまった株数が必要です。
  • アワノメイガの被害を受けやすいです。
  • 株間30cm。
風で倒伏しやすいので、土寄せや倒伏防止策が必要です。
網目状のフラワーネットを使うと倒伏防止が楽です。
とうもろこしは、雌花と雄花が別々の雌雄異花です。
雄花は頂点に出来ます。
雌花は茎の脇に出来ます。

風が吹くと株の頂点にある雄花の花粉が飛んで、雌花の絹糸に付着して受粉します。
雌穂の絹糸は1本がとうもろこしの実の一粒に相当します。
そのため、絹糸の1本1本が受粉しないと歯抜けのとうもろこしになります。

とうもろこしの受粉は風頼みなので、満遍なく受粉させるためには、とうもろこし複数本を植える必要があります。
植え方も、細長い列にするよりも四角に植えたほうが受粉し易くなります。

他の品種のとうもろこしの花粉でも受粉するので、近くに飼料用とうもろこしを栽培していると、その花粉を受粉してしまうこともあります。
黄色いとうもろこしを栽培していたのに、白い実が混じっていたとしたら、それは他所のとうもろこしの花粉を受粉してしまったということです。
とうもろこしの実のヒゲが茶色になったら収穫時期です。
雌穂の絹糸が出てから20日ぐらいが収穫時期です。
左端写真で、1本1本のヒゲが一粒一粒の実になっているのがわかると思います。
実が成長する前に取ったものがヤングコーンです。(中央写真)
とうもろこしは水不足になると実が成長しません。日照りがあまりに強いときには、水遣りが必要になります。
とうもろこしの病気・害虫・生理障害
上写真はアワノメイガの幼虫です。実や茎を食害します。
茎を食害されると、その部分が折れて株全体が駄目になります。
実が食害された場合、その部分を取り除けば食べることは出来ます。
防虫ネットの施設内で栽培するか、農薬を使用しないと、防除はかなり難しいです。
アワノメイガ幼虫
害虫
実や茎を食害します。
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