ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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ヘギイタダニの寄生率を調べる

ミツバチを飼う上でやっかいな害虫がヘギイタダニです。
医薬品を用いても100%駆除することは出来ません。
医薬品でヘギイタダニの数を減らしても、時間が経つとまた増えてきます。
そのため、定期的な駆除作業が必要です。

効率的な駆除をするために、ヘギイタダニの寄生数を把握することが大事です。
ヘギイタダニは、有蓋蜂児や成蜂の腹側に寄生するので、目視で確認するのはなかな難しいです。
目視できるころには、相当数のヘギイタダニが繁殖しています。

そこで、おおよその数を推測する調査方があります。

(1)普通の砂糖ではなく粉砂糖を用意します。
(2)トレイのような入れ物にミツバチを巣枠から払い落とします。
(3)そのミツバチを計量カップ100ml分集めます。計量カップの上には金網などを被せ、ミツバチが逃げないようにします。
(4)金網蓋の上から粉砂糖をスプーン2杯分入れます。
(5)計量カップを振って、ミツバチと粉砂糖が混ざるようにします。
(6)金網蓋をしたまま、計量カップを何かの入れ物にひっくり返します。
(7)少したってから計量カップを取り除くと、入れ物に粉砂糖とヘギイタダニが落ちています。
(8)入れ物に落ちたヘギイタダニを数えます。
(9)ミツバチは巣に戻してあげます。時間がたてば粉砂糖まみれの体はきれいになっています。

ヘギイタダニの数が1~2匹なら、繁殖数は少ないです。
5匹以上になると、相当繁殖していることになります。すぐに駆除した方が良いです。
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