ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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ミツバチの群れの社会

ミツバチの群れは1匹の女王蜂と大多数の働き蜂(すべて雌蜂)と少数の雄蜂で構成されています。
それぞれ役割が決まっています。女王蜂はひたすら卵を産みます。
働き蜂は、女王蜂の世話から幼虫の世話、巣造り、巣の掃除、蜜の採集、害虫退治など産卵以外の仕事をすべて行います。
仕事内容は成長とともにステップアップしていきます。
雄蜂の役割は処女女王蜂との交尾のみで、普段は何もせず働き蜂が集めてきた蜜を食べてブラブラしています。
女王蜂しか産卵しないので、群れの働き蜂と雄蜂はすべて1匹の女王蜂の子供になります。



交尾は春から夏にかけて行われます。交尾場所があって、色々な群れから雄蜂が集まってきます。
そのため自分の群れ以外の雄蜂と交尾が出来、新しい血を入れることが出来ます。
交尾は巣の外の空中で行われので、外敵に襲われる危険のあるものでもあります。
女王蜂は精子を体内に留めることが出来、1度の交尾期間で何年も産卵することが出来ます。

女王蜂は(1)交尾の時と(2)新女王蜂に巣を譲るときの引っ越し以外、巣の外に出ることはありません。
女王蜂の寿命は数年ですが、働き蜂の寿命は2~3か月しかありません。
そのため、女王蜂はひたすら産卵して群れを維持しています。

雄蜂は、冬になると働き蜂によって巣の外に追い出され外で死んでしまいます。
冬は食料が少なくなるので、働かない雄蜂は邪魔ということです。
冬の期間は、群れに雄蜂はいなくなりますが、春になると新たな雄蜂が生まれ交尾に備えます。
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