ミツバチとハチミツ（蜜蜂と蜂蜜）

販売されているハチミツには、天然ハチミツと加工ハチミツがあります。

天然ハチミツは、ミツバチの巣から採集し、巣の破片などの不純物を漉して取り除いただけのものです。
天然のハチミツは、糖濃度が高いので殺菌する必要がありません。
加熱なども必要としない天然そのままです。



加工ハチミツには、幾つかの加工方法があります。
（1）匂いや色を消すためにミネラルなどの成分を取り除いたもの。精製ハチミツと呼びます。
（2）ハチミツ以外のショ糖を加えたもの。加糖ハチミツと呼びます。
（3）水分を蒸発させるために加熱したもの。

（2）（3）の加工は、不完全なハチミツを採集したときに行われます。
ミツバチが十分に水分を蒸発させていない状態のハチミツを採集したときに行われます。
水分が多く糖濃度が低いので、ショ糖を加えて濃度を上げたり、加熱して水分を飛ばして濃度を上げます。
場合によっては、ハチミツの量を増やすために糖類を加えることもあるようです。

加工ハチミツは、ミツバチの巣の中で十分な熟成がされていないので、天然ハチミツとは別物です。