ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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巣の中の様子

女王蜂は、かなり素早く動いているので慣れないと見つけにくいです。
雄蜂は数は少なく、多くの働き蜂の中にちょっと大きめの個体がちらほらいるような感じです。

卵は大きさ1~2mmで、巣房の底に産み付けられています。
蜂児(幼虫)は巣房の中で成長して、蛹になる時期が近付くと巣房に蓋がされます。

無蓋蜂児:巣房に蓋がなく、幼虫の状態です。
有蓋蜂児:巣房に蓋がされ、巣房の中の幼虫は蛹になります。

ちなみに、働き蜂は、卵3日間、幼虫6日間、蛹12日間の計21日間で成虫になります。

働き蜂になる蜂児と雄蜂になる蜂児の巣房の蓋はちょっとした違いがあります。
雄蜂が出てくる巣房の蓋は、少し盛り上がっています。
女王蜂の巣房は王台と呼ばれ、落花生の殻のようなものが巣枠表面から出ています。

働き蜂巣房(写真左)、雄蜂巣房(写真中央)、王台(写真右)。

花蜜は貯蜜されてから、働き蜂によって水分を飛ばされて完熟したら蓋がされます。
ハチミツは水分量が多いと発酵してしまうので、蓋がされた貯蜜巣房の割合を見て採蜜します。

花粉も巣房の中に蓄えられます。
巣枠の中心付近に花蜜が、周辺に花粉が蓄えられることが多いです。
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