ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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蜜源植物

ミツバチの餌になるものは2種類あります。(1)花の蜜と(2)花粉です。
主に花の蜜はエネルギー源、花粉はタンパク源になります。
花の種類によって、蜜と花粉の量が異なります。
蜜が沢山出るもの、花粉が沢山あるものが蜜源植物になります。

主な蜜源植物は、ミカン、栗、梨などの果樹、梅や桜、アカシア、シナノキなどの樹木、菜の花、レンゲ、クローバーなどの草花があります。
春と秋には蜜源植物はたくさんありますが、真夏と冬場は少なくなります。

春には、梅からはじまり菜の花、レンゲ、桜などが咲きます。
初夏には、ソヨゴ、ミカン、栗、シナノキなどが咲きます。
真夏は蜜源植物が少なくなります。ミント、ゴマ、稲などが咲きます。
秋には、コスモス、ダリア、ガーベナなどの草花が咲きます。
冬には蜜源植物が非常に少ないですが、サザンカ、枇杷、ツバキなどが咲きます。

また、効率性の良さからミツバチは同じ花が沢山あるところに訪花する傾向があります。
お花畑や沢山の花が咲く樹木があるところを好みます。
この習性を利用して採集するのが単花蜜です。
特定の花の蜜がメインとなったハチミツを単花蜜といいます。
例えば、レンゲの単花蜜、アカシアの単花蜜などです。
それに対して、色々な花の蜜が混じったものは百花蜜といいます。
花の蜜は花によって味が違うので、単花蜜はそれぞれ風味が異なります。
味比べをしてみると面白いです。

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