ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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スズメバチの防除

8月半ばから10月にかけてスズメバチが襲来します。
スズメバチは、ミツバチの幼虫と成虫を餌とします。

ミツバチを襲うスズメバチの種類には、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチなどがいます。
キイロスズメバチは単独で狩りを行い、巣門付近のミツバチを襲います。
ミツバチを1匹づつ捕まえて巣に戻っていくので、それほどの被害はでません。
オオスズメバチは集団でミツバチの巣を襲います。
まず、集団で攻撃する場合、攻撃してくる働き蜂を次々と殺してから、巣内の蜂児など根こそぎ餌にして巣を全滅させます。

オオスズメバチは捕殺が原則です。放っておくと集団で襲来します。
捕殺には、捕虫網、スズメバチ捕獲器、捕殺用粘着シートなどを使います。
捕殺用粘着シートは、スズメバチ1匹をあらかじめシートにつけておくと、フェロモンによって仲間を呼び寄せ次々と捕獲できます。

スズメバチ捕獲器は、巣門の上部に設置し、スズメバチが上昇したときに上部の網囲いに捕獲する仕組みです。 巣門の前面が空いているのでちょっと不安ですが、使ってみるとスズメバチを良く捕まえることが出来ます。 左写真は捕獲器です。

スズメバチ防除器もありますが、巣箱の内部に侵入させないための装置です。
巣門から出てきたミツバチが狙われるので、被害は止まりません。
オオスズメバチは集団で防除器に群がるので、結構な被害が出ます。
防除器よりは捕獲器をお勧めします。
左写真は防除器です。

写真は、オオスズメバチに殺されたミツバチです。
防除器を使っていたときの被害です。
オオスズメバチは、巣内に入れなくても防除器の外で待ち伏せてミツバチを次々と殺します。
ミツバチは、果敢にオオスズメバチに向かっていくので次々と殺されてしまいます。
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