ミツバチとハチミツ(蜜蜂と蜂蜜)

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越冬の準備

ミツバチは女王蜂と一万匹ぐらいの働き蜂の群れで越冬します。冬眠はしません。
寒さに耐えながら春が来るのを待ちます。そこで、出来るだけ寒さを和らげる処置をしてあげます。

巣箱内のミツバチの密度が低いと温度を保ちにくいので、不要な巣枠を減らして、継箱を取り除き単箱にします。
巣箱内では、給餌器や分割板、保温板を両端に置いて、巣枠全体を挟み込むようにします。
巣箱内の空間には新聞紙や麻布を詰め込みます。
取り除いた貯蜜枠は、冬の餌に使えるので保存しておきます。


写真は、巣門の前に専用の器具を取り付けて、巣門の幅を狭めています。

巣門の幅を狭めて、寒風が巣箱の中に入り込むのを防ぎます。
新聞紙を折り畳んで巣門に差し込んだり、専用の器具を使ったりします。

さらに寒くなってきたら、巣箱を外側から毛布や断熱材などで囲みます。

越冬には、保温のために十分な食料と働き蜂の数が必要です。
秋の採蜜は控えて、十分な貯蜜と女王蜂の産卵を促すようにします。
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