野菜の育て方・栽培方法

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虫害

野菜を育てる中で、やっかいごとの1つに病虫害あります。
大きく分けると以下の3つがあります。
(1)虫害・・・イモムシやアブラムシなどの虫類による被害です。
(2)病気・・・カビや細菌、ウイルスによる病気です。⇒詳しくはこちら
(3)生理障害・・・栄養失調、栄養過多、低温・高温障害など。⇒詳しくはこちら


■野菜の虫害

野菜に害を及ぼす主な虫類を紹介します。

●イモムシ・アオムシ(蛾や蝶の幼虫)・・・葉、茎、実を食い荒らされます。
キャベツや大根などのアブラナ科は、モンシロチョウの幼虫いわゆるアオムシに狙われます。
サツマイモやサトイモは、スズメガの幼虫に食われます。
やっかいなのは、ヨトウガの幼虫です。ヨトウガは大量の卵を産み付けるので、幼虫が大量発生します。
トマトがよく狙われますが、ナス、ピーマン、ブロッコリーなど、夏から秋にかけての野菜は食われます。

変わったものでは、ネキリムシ(ヤガの幼虫)がいます。
地中に潜み、夜中に地際の茎をかじり切ってしまいます。

●アブラムシ
多くの野菜にとりつきます。実際は、野菜ごとにアブラムシの種類が違っています。
苗の段階で被害を受けると、成長に多大な影響を与え、株を枯らしてしまうこともあります。
また、ウイルス病を媒介することもあります。
苗の段階で葉が丸まったり枯れてきたら、葉の裏をチェックして見てください。
また、アリを多く見かけるときもアブラムシがいる可能性が高いです。

●カメムシ
夏場に被害を受けます。
果実や茎からや汁を吸収し、果実の成長を阻害したり、嫌な臭いをつけられてしまいます。
マメ科やオクラが被害を受けやすいです。

●ダニ
葉、茎、果実に付いて、株を枯らしてしまいます。
高温で乾燥しているときには大繁殖することがあります。
ウイルス病を媒介することもあります。

●センチュウ
地中に生息し、根に害を与え、成長を阻害します。
連作すると繁殖して被害をもたらします。

●バッタ
夏から秋にかけて被害が多くなります。
苗を食い荒らします。夏場に種を播くニンジンや夏に定植するレタス、キャベツ、ブロッコリーなど苗を丸々食われてしまうことがあります。
種蒔きから芽が出て今後の成長を楽しみにしていたら、翌日の朝には茎がかすかにしか残っていないなんてことがあります。
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