野菜の育て方・栽培方法

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野菜栽培に関する用語(野菜の育ち編)

【好光性種子・嫌光性種子】・・・種子の光に対する性質。
好光性種子は、光があたると発芽が促進する性質の種子です。
嫌光性種子は、光があたると発芽が阻害される性質の種子です。
好光性種子の種蒔きは、光が通るように覆土を薄めにします。
嫌光性種子の種蒔きは、しっかりと土が種子に被るように覆います。

【花芽分化】・・・花となる部分(花芽)が形成されること。
花芽分化は、野菜の種類によって条件が異なります。
主に、気温や日中時間の長さ、栄養条件によって影響を受けます。
ダイコンやニンジン、タマネギなどは、低温に反応して花芽分化します。
レタスは、高温に反応して花芽分化します。
ホウレンソウやシュンギクは、日が長くなることに反応して花芽分化します。
トマトやナス、エダマメなどは、気温や日の長さに影響されない野菜です。

【とう立ち/抽台(ちゅうだい)】・・・花芽が成長すること。
葉や根を食べる野菜は、とう立ちすると味が落ちるので、その前に収穫します。

【自家受粉・他家受粉】
受粉は、花粉が雌しべに到達することです。
自家受粉は、花粉が同じ花の雌しべに付くことです。
他家受粉は、花粉が異なる花の雌しべに付くことです。
自家受粉は、雌雄同花の野菜で起こります。
他家受粉は、雌雄異花、雌雄異株の野菜で起こります。雌雄同花の野菜でも起こります。
また、自家不和合性というものがあり、同じ株の花粉と雌しべは受粉しない性質です。
アブラナ科の野菜は雌雄同花ですが、自家不和合性のため他家受粉です。

【徒長(とちょう)】・・・茎や枝が最適な状態より長く伸びてしまうこと。
徒長が生じるには、次のような理由があります。
①日光が不足している。室内で栽培するときなどに起こります。
②株が込み合っている。これも日光が十分に当たらためです。
③夜の温度が高い。
④水遣りが多過ぎる。
⑤肥料が多すぎる。
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